先日アップルウォッチseries10を購入しました。購入した理由の一つにサーフィンがあります。長年、趣味でサーフィンをしていますが、時計見ながらセットを待っているサーファーに憧れていました。
噂によるとサーフィン専用アプリで自分の乗った本数や時間、距離などを測ることができるのだそう。実際に海で使ってみた感想と使い方にコツがありそうなので、記事にしてみました。
サーフィンのためにアップルウォッチを購入した理由
潮位の確認
今までは波情報アプリで事前に確認していました。潮がこれから満ちていくのか、引いていくのか事前にわかっていればわざわざ海の中での確認する必要ないのですが、たまに確認しないまま海に入っていってしまうことがあったので、いつでも海の中で確認できるようになりたかった。
波の周期の計測
セットがくる周期を感覚でしか測れていなかったので、ちゃんと計測してみたかった。ある程度セットの周期がちゃんとした時間でつかめるようになれば、微妙な波に心を惑わされる心配がなくなるなぁと常々思っていました。
水温の確認
いつも波情報アプリで事前に確認していたので、そこまで重要ではなかったけれども数値で確認してみたかった。波情報アプリで水温を確認すればウェットスーツの選択に困ることはないので、これはただの興味本位です。どのくらいの水温でどのくらい入っていられるのか知りたかった。
天気の確認
雨降りそうだなぁとか、あれは雷雲かなぁとかいう場面がごくたまにあるのでその確認をしたかった。寒いなぁとか、暑いなぁとかいう時も気温とか天気予報をみることで、早めに上がるか、長めに頑張るかの判断したかった。
時間の確認
独身時代は時間を気にせず気の向くままに入っていられたのですが、子供ができてからは妻に迷惑がかかりすぎないように前日のうちにある程度帰宅の時間を伝えてから海へ行くようになりました。帰宅時間から逆算して海から出なければならない時間を正確に知りたかった。
ライディングのフィードバック
アプリを使えば乗った本数や距離、スピードがわかるようになったり、日々のライディング情報が記録として残るので、やってみたかった。知らなくても10年以上続けられているのでモチベーションには影響しないけれども記録していくことで自分のサーフィンのことを客観的に知ることができるので、やってみたかった。
使っているアプリは「Dawn patrol」です。
海で実際に使ってみた感想
真冬に入ったので、春以降の感想はこれからになりますが、とりあえず真冬につけてみた感想としては、装着や操作に慣れが必要だということ。まだ数回しか使えていないのですが、使ってみた感想を良かった点と微妙な理由に分けてみました。
良かった点
不慣れでもライディングの計測は簡単
不慣れでもライディングの計測はできました。Dawn Patorolのアプリを起動すると自動で防水モードになるので、防水モードにし忘れることも心配いりません。サーフィン中は操作する必要がないので、海に入る前にアプリを起動させておけば心配いりません。
ミラネーゼループでも外れなさそう
あと時計が外れる心配はないということがわかりました。ミラネーゼループバンドを使用しているのですが、スポーツ用のバンドではなかったので、海に入るまえは少し心配でした。
今回は真冬だったので、ウェットスーツに加えてグローブも重ねているので、外れたり、ずれたりすることはありませんでした。グローブがなくてもウェットスーツを被せておけば外れなさそうです。夏場はこれからなのでまだわかりませんが、しっかり留めていればミラネーゼループのバンドでも問題なさそうです。
パドルの邪魔にはならない
パドルの時の影響も全く感じませんでした。ウェットスーツを上から被せているのもあり、手元が少しもっこりしている程度で、サーフィンへの影響は全くといっていいほど感じませんでした。
ウェットスーツを被せていない時がどうなのかはまだわかりません。激しく板にぶつかると流石に壊れそうなので海に入る時は常にウェットスーツを被せておきたいなと思っています。
微妙な理由
微妙な理由その1:装着に手間取る
装着に手間取ります。バイタルデータは皮膚で感知する必要があるので、ウェットスーツの上からつけることはできません。そのため、グローブが必要な時期は、皮膚→アップルウォッチ→グローブ→ウェットスーツとなります。
海に入る直前にサーフィンアプリをオンにしたい場合は、海に入る直前までグローブを外しておく必要があります。駐車場で起動させてしまえば直前までグローブを外す必要はなくなるので、私の場合は駐車場で装着し、アプリの起動を行い、グローブをつけてから海に向かいました。
微妙な理由その2:確認に手間取る
海の中で色々と確認しようとしましたが、とても難しかった。
陸での操作に慣れているとついタッチして操作したくなるのですが、防水モードではタッチに反応しなくなります。また、グローブをつけたままでは反応しないので、タッチして操作するには防水モードを解除し、グローブを外して操作する必要がありました。この時点でかなり煩わしさを感じたため、一回目ではほとんどしたかったことの確認ができませんでした。
2回目はHeySiriを使えばいいのかと思いつき、やってみようと思ったのですが、周りに人がいたので恥ずかしくて実施できず。
微妙な理由その3:そんな余裕ない
波待ち中なら余裕を持って操作できると思っていたがそうでもありませんでした。まず、真冬の場合は寒すぎるが故に波を喰らいたくないのが最優先になってしまい、セットが来ないか心配であまり操作する余裕がなかったです。身体を動かしている方が寒くないので次乗る波を探しているとわざわざ時計をみてあれこれ確認しようと思うタイミングがありませんでした。
解決策
自宅で事前に練習が必要だと思い、防水モードでの操作を試してみました。防水モードで操作するにはHeySiriを確実に使いこなせるようになる必要があります。
HeySiriを使えば、タイドアプリも天気アプリも時間の計測も問題なくできたので、次回は海の中でHeySiriを使ってみようと思います。
アップルウォッチを海の中で使おうと考えている方はぜひ防水モードでの操作を練習してから海に向かってください。
最後に
使ってみないとわからないことだらけでしたが、これからアップルウォッチを導入しようと考えているサーファーの助けになればと思います。今後の懸念点としては夏は日焼けが気になりそうだなということです。
グローブをつけていない時期の方が快適に使えそうなことや防水モードの操作に慣れれば使えそうなこと、ミラネーゼループバンドでも海の使用に問題がなさそうなことがわかったことは今回の収穫です。まだ2回しか使っていないのでもう少し使い込んだらまたレビューします。
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